「絵を他人と比べてしまう人」のための3つの対処法

こんにちは、どうも神絵リノです。

以前に「他人と絵を比べてしまう人は上手くなれない」というお話をしました。

これは、よく上達関係の情報を検索してみても「比較することはよくない」と書かれていますよね。

しかし、「他人の絵と比べないようにしよう」と思ったところで、人間なのでどうしても比べてしまうのが実状かと思います。

そこで今回は、「他人の絵と自分の絵を比べないためにはどうすればいいのか?」という疑問に対し、できるだけ具体的な3つの対処法(ステップ)を書いていきます。

なぜ「他人と比較すると上手くなれないのか?」

まず、なんで「他人と絵を比較すると上達しにくいと言われているのか」について私なりに思う2つの理由を書いていきますね!

リノ

自分との勝負なので意味がない

1つ目はとても単純な理由ですが、

そもそも、絵は自分自身が表現したいものを抽象的な形でぶつけるものなので、それを他人と比較するというのは本末転倒という理由です。

実際に他人と比べたところで自分の画力は上がらないので、他人の技術をどう自分の絵に活かすのかが重要になってきます。

「全ての悩みは対人関係」によって引き起こされているから

そして2つ目の理由ですが、「悩みというものはなぜ発生するのか」を深く考えてみると分かることです。

嫌われる勇気』という本の3章にも「全ての悩みは対人関係によって起こる」と書かれています。

例えば「絵が上手くなれなくてツラい、絵を描きたくない、モチベが上がらない」といったありがちな悩みを抱える人は多いです。

しかし、「この世界にあなた1人しか存在しない」ところを想像してほしいのです。そんな状況だったらきっと「絵が上手くなれなくてツラい」と悩んでいませんよね。

つまり他人の存在があって、他人と比べてしまうからこそ「絵に関する悩み」が発生したり、「絵が嫌い」になったりするのです。その結果、上達しにくい傾向にあるというわけです。

他人の絵と比べないための3つの提案

①まず「他人の上達過程」を見るのをやめよう!

他人の上達過程などの記事は、見ているだけで楽しいですし、どれぐらい上達したのかが気になるのでついつい見てしまうものです。

このサイトの管理人さんの「上達過程記事」も大人気で、月に1万人近くに閲覧されたこともあるのです。

しかし、私の意見は上達過程の記事を見ても意味がないと思っています。

理由は前回の『絵が上手くならない人に共通する7つの理由!』でも話したのですが、

例えば、

絵を描き始めて1年でとても絵が上手なAさん

絵を描き始めて5年も経過するけど全く上手くないBさんがいたとします。

自分がBさんだったとしたら、Aさんと比べてしまいそうですが、Aさんは描き始めて1年と言いつつも「1日10時間」描いているかもしれません。

対してBさんは期間こそ長いですが、「たまに落書きをするだけ」ならばAさんの方が上手くなりやすいのは明白です。

つまり他人と実力を比べたところで、「練習してきた時間、練習内容」などは人によって異なるので上達過程を見て他人と比べても無意味です。

もちろん他人の成長を見ることによって、モチベーションが上がったり、何かしらの刺激になるのならば見てもいいと思います。

ただ、どうしても人間は比較してしまうので、諸刃の剣であることを理解しましょう。

②絵から離れて「好きなことに熱中する」

人間は好きなことに熱中していると、他のことを全く考えない状態(フロー状態というもの)に入ります。

つまり、自分が大好きなことに熱中すればするほど、「他人との比較」について考えている時間がなくなります。

その結果、物事を客観的にとらえることができるようになり、「なぜこんなことで悩んでいたのか」と思えるようになるのです。

よく絵が上手く描けないときには「絵から離れる」というアドバイスを聞きますが、科学的に見ても有効な手段です。

しかし、絵のことを意識的に忘れようとしてはいけない

ただし、「忘れようと強く思いながら、好きなことする」ことがないように注意しましょう。

「シロクマのリバウンド効果」で知られる「シロクマ実験」というものがあります。

シロクマの一日を記録した約50分のビデオを見てもらったあと、実験に参加した人を3グループに分け、次のように指示します。
1グループめの人には「シロクマのことを覚えておけ」
2グループめの人には「シロクマのことは考えても考えなくてもいい」
3グループめの人には「シロクマのことだけは考えるな」

1年後、ビデオを内容をどれだけ詳しく覚えていたかを調べると、最も成績がよかったのは、3グループめの人でした。
つまり、シロクマのことを考えてはいけない、と禁止された人のほうが、考えないようにしよう、忘れようとして、かえって何度も思いかえしてしまう。あげくに、内容を一番詳しく覚えてしまった、という皮肉な結果です。

出典シロクマのことだけは考えるな! – 浅沼ヒロシの書評ブログ 晴読雨読日記

絵から離れて、違うことに集中しようとしても、なかなか思い返してしまうのは仕方がないことです。

そういう方は以下を試してください。

③絵と物理的な距離を置く

私も「他人と比較したり、深く考えて欝気味な状態」になることがあるのですが、そのような状態のときにある規則性を発見しました。

それは「家にいる」「外出しないとき」「人との関わりが少ない」ときに、「他人との比較」をはじめとする絵に関するさまざまな悩みを感じていることが多いのです。

そこで試していただきたいのは「絵と物理的な距離を取る」ことです。

例えば、自分が行きたいと思った海外の観光地へ旅行に行ったとします。

海外旅行を満喫している最中、「あの人の絵は本当に上手いな・・・それに比べて私は・・・」と思ったりするでしょうか?まず、そんなことはありえませんよね。

できればいつも絵のことについて考えているスペースから物理的に離れた方が効果はあります。

しかし、「行ったことのない気になっていた近くのラーメン屋に行ってみる」でも効果はあります。

「こんなメニューが多いんだ、サイドメニューの餃子がすごく美味しい、意外といい雰囲気だなぁ」など新しい刺激がたくさんあり、自然とラーメン屋の方に意識が集中するからです。

今までやったことのないことや、新しいことにチャレンジするというのは、絵のアイデアが浮かぶというメリットだけでなく、絵の悩みまで自然とどうでもよくなってしまうというメリットまであるのです。

だから私もよく考えすぎたときは、自転車ですごく遠くまで行ってますよ

リノ

終わりに

まとめとして、

「他人の絵」と「自分の絵」を比べてしまい悩んでしまったら、以下の3ステップを行いましょう。

ステップ①まず、人の過去の絵を漁ったり、他人の上達過程を見るのをやめるように心掛けましょう。

結局は自分との勝負なので、過去の自分よりも上手いかの勝負をしましょう。

ステップ②自分が絵以外で夢中になれる本当に好きなことをしよう。

考えすぎてしまうときは(できれば家から出て)大好きなことをすることが大切です。好きなことが思い浮かばない人は、やったことのない経験をするのが大切です。

ステップ③それでも比べてしまうようならば、絵と物理的に絵と距離を取りましょう。

できるだけいつも絵を描いている場所や、悩んでしまう場所から離れて観光でもして楽しんでください。

お金がない私のような人は、自転車でめっちゃ遠くに行ってみるとかやってください。私は1日に最高で90kmぐらいの距離まで行ったことがあります

あのときは、夏だったので死にそうでした。

リノ