1万時間の法則は嘘!そんなに絵を描いても上手くなれないよって話

こんにちは、どうも神絵リノです。

「1万時間の法則」というものをご存知でしょうか?

よく絵師界隈でも「1万時間も練習したら~」など言っている人を多く見かけます。

しかし冒頭から否定させていただきますが、残念ですが、「1万時間も絵を練習したところで上手くなれません」

シホ

ん~、1万時間もやれば上手くなるような気がするんだけど・・・どういうことなんだろう?

私の経験について

実際に私自身もかつて、「1万時間描いてやる」と思っていた時期がありましたが、

その頃は1日10時間ほど練習していたのも関わらず、何にも成果が上がりませんでした。

よく絵の練習をしている人を見ると、その頃の私と似たような練習方法を行っている人(数や時間に囚われている人)が非常に多いように感じます。

残念ですが、本当に多いんですよね・・・これが

リノ

言い方は悪いのですが「あまり絵が上手くなくてもしっかりと仕事をもらえる(成果を出す)人」も多くいるわけです。

つまり何が言いたいのかというと、1万時間もやろうという心意気は素晴らしいのですが、

「絵の練習は間違いなく量より質」であり、もっと大切なことがあるということを伝えたいのです。

今回の記事では、「1万時間の法則の嘘」と「1万時間の練習よりも大切なこと」について描いていきますよ!

「1万時間の法則」は科学的な根拠がない

まず最初に、1万時間の法則を提唱した心理学者「マルコム・グラッドウェル」さんの論文ですが、これはそもそも不備があったということが証明されています。

この論文を否定する研究がありまして、そのハイライトは以下になります。

  • エキスパートの能力に関するエリクソンの主張(1万時間の法則)は、実証データにより否定できる。
  • 集中的な練習はエリクソンが言うほど大事ではない。
  • エリクソンが行った反論には矛盾と間違いがある。
  • エキスパートの能力に関する研究は、1万時間ではなく「他に何が重要か?」に焦点を移すべきだ。

誰でも天才になれる「1万時間の法則」が間違いだった件より引用

上のミシガン州立大学の研究により実際には根拠がないことが分かっているんですよね。

もしも、1万時間やって絵が上手くなろうと考えている人は、それだけやろうとするのはとても立派だとは思います。

しかし「1万時間という数字自体には意味がない」ということを肝に銘じておきましょう。

人間の集中力はほとんどない

そもそも1万時間というのは、「集中して1万時間の練習をすること」を言っています。

しかし人間の集中力というものはそんなに続かないもので、訓練されている人ですら1日3~4時間しか続かないのです。

必ずしも正しいデータではありませんが、現代人の集中力は金魚以下で「8秒」しか持続しないというデータまであります。

それはさすがに言いすぎかもしれませんが、実は私たちのような普通の人間は1時間集中できれば良い方なのです。

しかし、1日1時間の集中で1万時間と言うとおおよそ27年もかかってしまいますので、「1万時間という数字は」目安にすらしなくて良いと思っています。

つまり「いかに短期的に集中し成果を上げるのか」がキーとなっているように思います。

では「効率」を上げるにはどうすればよいのか?

科学的に見ても「だらだら描いていないで、短期的に集中している人」の方が成果を上げていることが分かっています。

もちろん1つのことをコツコツ続ける忍耐力も必要なのですが、それよりも「どうやったら成果が上がるのか」に重点をおきましょう。

現代はネットがあるので情報発信もできますし、絵描きの人口がとても多いです。

そのため、頭を使わずにただ単に描いているだけでは埋もれてしまい、成果を上げることは難しくなっています。

そういった理由で「成果の上がる質の高い練習」というのは大切です。そのことについて説明した記事がありますので、ぜひお読みください。

効率の良い絵の学習法とは?「アウトプット」の重要性について

簡単にまとめますと、「1人の練習時間を確保する」ということと、「アウトプットすることに重点を置く」という2点が大切だというお話になっています。

1万時間の法則は日本人受けしやすい

日本人は良い意味だけでなく、悪い意味でも「継続は力なり」といったように、長く1つのことを続けることが美徳だという考え方があります。

だからなのか「1万時間の法則」が多くの人に受け入れられているように思います。

もちろん1万時間の法則を全否定する気はありませんし、1万時間も練習すれば何かしらの成果が上がることもあるでしょう。

ただ、上のエピソードでも話したように、私が以前に効率の悪すぎる練習法をずっとしていたということもあり、絵の練習は「量より質の方が重要」だということを強く伝えたいと思いました。

「石の上にも3年」ということわざがありますが、「いかに石の上に座る時間が少ない中で、成果を上げるか」ということが私は1番大切だと思っています。

量より質の精神で、どうやったら成果が上がるのかしっかりと考えて取り組んでいきましょう!

リノ

当ブログは

当ブログ「神絵師になりたい!」では、「科学的に絵が上手くなる方法」を最大のテーマとして扱っています。

これからも「研究データから学ぶ、科学的に正しい上達方法」について発信していきますので、ぜひご愛読くださいませ。